大塚 訓 社会保険労務士
プロフィール

兵庫県明石市生まれ、千葉県船橋市在住30年以上。 国内最大手の行政書士事務所をはじめ、一般企業や社会保険労務士法人に勤務。さまざまな業種の労働保険、社会保険手続きや就業規則作成、助成金申請等、豊富な実務経験を積み2007年に独立。労働基準監督署の指導員および労働局の総合労働相談員を通算して2年間務めた経験もあるなど、現場を知り尽くした人事労務のプロフェッショナルとして活躍中。

千葉県船橋市から一都三県を中心に活動
豊富な実務経験に加え労働局での相談員経験も

───千葉県の船橋市を拠点にされていますね。

大塚 訓 社会保険労務士生まれたのは兵庫県明石市で、7歳までは神戸に住んでいました。その後長崎を経て10歳のときに船橋へ。父が転勤の多い仕事だったので、小学校は2年ごとに変わってましたね。でもそれからはずっと船橋なので、もう在住30年以上になります。

開業当初は、いずれ事務所を都内に移そうとも考えていました。でも船橋は東京駅まで30分、新宿も1時間以内で行けるので、立地はそんなに悪くないんです。それからこれは個人的なことなんですが、父が介護を必要としていた時期がありまして。今はよくなったのですが、通院の送り迎えなども必要だしできるだけ近くにいたい、というのもあるんです。そんなわけで、しばらくは船橋を拠点にしてやっていこうと考えています。

現在のお客さまは船橋を中心に東京、埼玉、神奈川の一都三県が多いですが、もちろん、ご相談はエリアに関係なくお受けできます。申請書類を郵送で受け付けてくれる自治体もあるので、まずはご相談をといった感じですね。

───労働局の「総合労働相談員」というのはどんなお仕事ですか。

労働局や労働基準監督署の窓口で、労働者などからの相談を受け付ける仕事です。労基法違反の疑いがあるような、相談だけで済まない事案は、労働基準監督官に引き継いで対応してもらいます。つまり、相談員が窓口になって対応を振り分ける、といったイメージですね。ただ、相談者からすれば相談員も監督官も関係ないわけですが。

所属する場所にもよると思いますが、私の場合は労働相談で、解雇されたらどうしたらいいか、とか、未払い給料をどうやって請求すればよいか、といったご相談が多かったです。企業からのご相談もありましたが、8~9割は労働者からの相談でした。

この仕事を2年間務めたのですが、さまざまな相談への対応を通じて現場の様子を肌で感じることができましたし、教養としての知識が生きた知識になる貴重な経験もさせてもらったと思っています。

どんな業務もたんなる手続きだけで終わらせることなく
経営者から頼りにされる人間関係の構築が理想

───今は助成金がメインの業務とのことですが。

大塚 訓 社会保険労務士はい、案件としては一番多いです。ただ、助成金って、たんに手続きだけをして終わりというものでもないんですね。たとえば人材教育系の助成金であれば、採用計画などを事前にお伺いして、どんな助成金が受けられるのか、それにはどんな準備が必要か、というようなことまで考える必要があるんです。

そうした中で、自然とその企業が抱える問題点とか、経営者の悩みなんかが浮かび上がってくることがあります。助成金を入り口に、人事制度の構築や就業規則の整備といった方向で悩みを解決していくようなケースは多いですよ。

あと今ですと、社会保険に未加入の企業からのご相談も増えてます。たとえば建設業の許可を持っている企業は、社会保険に加入していないと許可の更新や維持ができない状況になってきています。もちろん、本来はきちんとやっておかなければいけないことなのですが……。

最近は、省庁の垣根を越えてデータが共有できるようになってきているので、そうした連携が簡単なんです。マイナンバーが始まって、今後は情報収集がもっと簡単になりますから、ますますご相談件数は増えていくんじゃないでしょうか。

───ENishi Adviserでも、幅広いご相談がありそうですね。

そうですね。初歩的な質問でも構わないので、どんどん相談してほしいと思っています。ネットを使えば、隙間の時間にいつでも相談できますし、ENishi Adviserは1日以内に回答するスピード感もあります。ENishi Adviserで回答される先生は、ネットでのやり取りにも慣れている方ばかりですから。

お一人で悩みを抱えておられる経営者って、多いと思うんです。相談できる人や頼れる専門家がいない、そんなときは、ぜひENishi Adviserを使ってみてほしいですね。

そしてネットでのご相談をきっかけにして、その先の人間関係まで構築できたら理想です。たんなる相談の場ということだけではなくて、人と人とのつながりをつくっていく場にもしていきたいと考えています。